親知らずは、抜歯すべき?
2021年6月6日
こんにちは。
有山おとなこども歯科です。
「親知らずは抜いた方が、いいですか?」というのは、よく聞かれる質問です。
結論から言いますと、必ず抜歯しなければいけないということは、ありません。生え方によって違います。
むしろ、抜かなくても良い状態なら、抜かない方がいいのです。
それでは、どんな状態の親知らずなら、抜いたほうがいいのでしょうか?
親知らずは放置していると、腫れたり痛みが出たり、トラブルを起こしやすいイメージがあります。
それには理由があります。それは、親知らずが生えてくる時期。
親知らずを除いた28本の永久歯は、6歳~12歳くらいまでに生えかわります。
一方、親知らずが生えてくるのは、10代後半~20代にかけて。歯の生えかわりが親の関知しない時期に行われることから「親知らず」と呼ばれています。
4本の親知らずが全て生える人もいれば、1~3本生える人もいます。歯ぐきに埋まったまま生えてこない人もいます。
このように、全ての歯が生えそろったずいぶん後から生えてくる親知らず。生えるころになると、すでにスペースが残されていないケースが多いのです。
そのため、さまざまなトラブルにつながってしまうケースがあるのです。
まっすぐ生えてこれず、親知らずが前の歯を押すようにして生えていると、じわじわと前歯の方へ圧がかかり、歯並びが悪化したり出っ歯になったりする原因になることがあります。
また、親知らずが斜めに生えてきたり、半分埋まったままだったりすると、デコボコしたところに細菌のかたまりである歯垢が溜まりやすくなります。
歯ブラシも届きにくいため、歯みがき不足になりやすく、歯ぐきに炎症を起こしたり、むし歯が悪化して痛みや腫れを引き起こすリスクが高くなります。
こういったトラブルを引き起こす親知らずは、抜いたほうが良いでしょう。
真っすぐ生えていて、反対側に噛み合う歯がある。そんな親知らずは、残しておいたほうがよいでしょう。
むし歯や歯周病に侵されていない健康な歯であることも条件になります。
噛み合わせに参加している歯は1本でも多い方が、将来の歯の健康のためにもプラスになります。
ぜひ歯みがきを徹底して、大事にしてください。
抜いたほうがいいか、残しておくべきか、ご自身では判断が難しいと思います。親知らずが気になったら、歯科検診にお越しください。適切なお手入れの方法についても、アドバイスします。
わたしたちと一緒に、歯の健康を末永く守っていきましょう。
有山おとなこども歯科の院長は、日本口腔外科学会の認定医です(2020年7月現在246名)。
つまり、親知らずの抜歯に関しても専門家です。
親知らずについてのお悩みや相談したいことがございましたら、ぜひ当院へご来院ください。
奈良県 生駒市 学研奈良登美ヶ丘駅 精華町
虫歯予防!! どうして虫歯ができるのか??
2020年5月21日
こんにちは 院長の有山です
今回のブログは皆さんが知っているようで知らない『虫歯』についです
歯医者での治療は極力避けたいもので、できれば虫歯になりたくないですよね?
昔から虫歯予防には歯磨きだ!と指導されており
虫歯予防=歯磨きと考え一生懸命歯磨きを行ってくれています
でも実際に歯磨き上手でも虫歯ができる方が大勢います
はたして虫歯予防=歯磨きは正しいのでしょうか?虫歯が出来やすい人と出来にくい人で何か違いはあるのでしょうか?
虫歯の事が理解できれば<虫歯予防>の方法もわかってくると思います
そもそも虫歯とは口の中に存在する『虫歯菌』によって歯が溶ける病気の事を言います
つまり原因は『虫歯菌』です
虫歯菌は生後すぐの赤ちゃんの口腔内にはいませんが、保護者からの口移しや同じ食器の使用などによって感染していきます
では虫歯菌はどうやって虫歯を作るのでしょうか?
虫歯菌は口腔内に入ってきた糖質を代謝することで酸を産生し歯を溶かしていくのです
糖質とは
ショ糖(砂糖) 果糖(果物)
乳糖(牛乳、ヨーグルト)
炭水化物(米、パン、パスタ、うどん、イモ類)
これらに糖質が含まれています
つまり私たちが食べたり、飲んだりするもの大概が虫歯菌の餌になります
これらの糖質が口腔内に入ってくると虫歯菌たちは一斉に酸を放出し、歯を溶かしていきます

グラフは糖質が口腔内に入ってきた時のお口の酸性度合いを表したグラフです
pH7が中性で数値が下がるほど酸性を表します
pH5.5を下回ると歯の表面のエナメル質が溶け出してきます
この歯が溶けることを『脱灰』と言います
口腔内に糖質が入ってくると、たちまち脱灰が起こり、その脱灰は20-30分継続します
ただし歯は溶け続けるだけでなく、溶出したミネラル分を再吸収する『再石灰化』も生じるため歯の形態を維持できているのです
この口の中を中性に戻す役割は『唾液』が担っています

規則正しい食生活習慣を行っていれば、図のように脱灰(ピンク)時間が少なく、再石灰化(青)時間が長いため虫歯にはなりません

しかしながら、間食や飲み物をダラダラ摂取していると、脱灰時間が多くなりすぎてしまいます
そうなると再石灰化が追いつかなくなり、歯に穴が開いてくるわけです
これは間食だけでなく飲み物もです
大人で多いのですが、仕事中に缶コーヒー(ブラック以外)がデスクの上に置いてあり一日中ちびちび飲む
これは上のグラフを理解していればいかにリスクが高いかわかりますよね?
また飲食物を飲み込んでからようやく中性に戻っていくので、飴やガムのように長時間お口の中にとどまっているものはより脱灰時間が長くなります
あと寝ている間は唾液量が減少するので、寝る前の糖質摂取は脱灰時間の増加になります
このように口腔内の酸性度合い(脱灰、再石灰化)を意識し改善できれば、虫歯のリスクが大きく下がります
虫歯の多くは生活習慣病(一部例外もありますが)なので、生活習慣の改善が一番の予防になります
虫歯がよくできる方は何か生活習慣を見直してみてください!
その他虫歯予防に関しての情報は随時アップしていきます
有山おとなこども歯科 院長 有山誠人
EO水(電解酸性機能水)の導入完了・ユニット内除菌ポセイドン
2020年4月30日
こんにちは 院長の有山誠人です。
天気も良く暖かくなってきましたが、外出自粛期間のためホームステイで家族との休日を楽しんでいるこの頃です。
さて新型コロナウイルスの感染拡大により現在緊急事態宣言が出されて、期間延長も考えられる現状であります。
収束の目処は立っていない現状ですね。
当院では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い
院内感染症対策としてEO水(電解酸性機能水)の導入いたしました。
http://selfmedical.jp/product/eo/
EO水は水に微量の食塩を添加し電気分解して生成された次亜塩素酸を主成分とする酸性の水溶液のことを言います。薬品の添加はありません。
EO水には殺菌作用、殺ウイルス作用が科学的に認められおり、
この度ダイヤモンドプリンセス号の消毒で使用され、新型コロナウイルスにも殺ウイルス作用が認められました。
このEO水は、細菌、ウイルス、体液等に触れた後、直ちに普通の水に戻りますので、機材やチェアー、床の消毒に使用するだけでなく、うがいや歯周炎の消毒にも使用できます。
今後はEO水を積極的に使用し、患者さま、医療スタッフの感染予防に努めていきたいと考えております。
また院内の水関連でもう一つ。
当院ではチェアーで使用する水(紙コップのお水、歯を削る時や歯石除去に使用するお水)を除菌するポセイドンhttp://selfmedical.jp/product/poseidon/を導入しています。
近年問題となっているのがチェアー内の雑菌の繁殖による水の汚染です。
夜間や休診日にチェアー内の残留塩素濃度が低下することで、内部で雑菌が繁殖し配水管にプラーク(細菌の塊)を形成してしまいます。
プラークだらけの配管を通ってくるお水は汚染されており、そのお水は水道法の基準以上の細菌が検出されるとのことです。
せっかくお口の中をきれいにするために治療に来ていただいているのですから、治療で使用する水も綺麗な水を使用したいということでポセイドンを導入しました。
ポセイドンは細菌の繁殖を抑えるために、残留塩素濃度を補正し、診療用のお水を清潔に保ってくれます。
EO水と同じで水道水を電気分解しているだけで薬品等は使用していませんのでコップのお水は飲んでもらっても問題ありません。
有山おとなこども歯科では皆さまが安心して治療していただける、そんな当たり前ですが理想の水環境が整っております。
院長 有山 誠人


