親知らずを抜歯した穴に食べカスが!歯磨きはどうする?
こんにちは。
生駒市登美ヶ丘駅の「有山おとなこども歯科」です。
親知らずなどを抜歯した後、もちろん、そちら側で噛むのは避けるように気をつけますよね。
それでも、抜歯をしたところが穴に食べカスが入ってしまうことがあります。
歯科医院で注意事項として「強く歯みがきをするのは控えてください」と言われるので、「どうやって取ればいい?」と迷うこともあるでしょう。
今回は、抜歯後の食事に関する注意点や、抜歯跡に入った食べカスの取り方についてのお話をしたいと思います。
抜歯してしばらく、食事は、やわらかいものにましょう。
スープやシチュー、おかゆ、雑炊、リゾット、やわらかいパン、ゼリー、プリン、ヨーグルト、フルーツ、すりおろしリンゴなど、噛まずに食べられるものが理想です。
当日は、歯ブラシが傷口に当たらないようにしたいので、抜歯当日だけは、歯みがきをしなくても大丈夫です。激しいうがいもしないでください。
抜歯した翌日以降は、傷口とは反対側の歯を使って、注意深く食べてください。
それでも、傷口の穴のところに食べカスが引っかかってしまったら。無理に歯ブラシやフロスなどで取ることは止めましょう。
その時は、マウスウォッシュやウォーターピックで流し去るようにします。
殺菌力がある次亜塩素酸マウスウォッシュで口をゆすぎます。マウスウォッシュには、「パーフェクトペリオ」や「ポイックウォーター」などがあります。
また、極細のノズルから出る水流で汚れを除去するウォーターピックやジェットウォッシャーなら、穴に引っかかった食べカスも吹き飛ばすことができます。
ウォーターピックやジェットウォッシャーなら、歯と歯の隙間にたまった細菌にかたまりであるプラーク(歯垢)を流し去ることができるので、抜歯後に限らず、普段の歯みがきやお口のケアに取り入れるのもおすすめです。
抜歯後は、できるだけ抜歯した跡に触らないように、安静に過ごしてください。
消毒や抗生物質の服用など、決められた通りに従って進めましょう。
お口の衛生環境が気になる場合は、歯科でクリーニングを行えますのでご相談ください。
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